購入から売却の流れ1
日本の取引所で1ビットコイン10万円で10ビットコイン購入しました。支払い額は100万円です。
海外の取引所に10BTCを移してオルトコインと交換。相場が上がったからBTCに交換、を繰り替えしたら、合計30BTCまで増えた。
海外取引所で増えた30BTCを日本の取引所に移動して、円に交換。この時BTCの相場は15万円/BTCになっていた。
(15万円×30BTC)-(10万円×10BTC)=350万円(←課税所得額)
購入から売却の流れ2
日本の取引所で1ビットコイン10万円で10ビットコイン購入しました。支払い額は100万円です。
海外の取引所に10BTCを移して5BTC分だけリップルと交換。相場が上がったからリップルのままコインチェックに移動。残った5BTCは海外取引所に残した。
コインチェックでリップルを円建てで売却。売却額は200万円。
(リップル売却分200万円)-(10万円×5BTC)=150万円(←課税所得額)
購入から売却の流れ3
日本の取引所で1ビットコイン10万円で10ビットコイン購入しました。支払い額は100万円です。
日本の取引所で1ビットコイン13万円で5ビットコイン買い増し。支払い額は65万円です。
海外の取引所に15BTCを移して8BTC分だけリップルと交換。相場が上がったからリップルのままコインチェックに移動。残った7BTCは海外取引所に残した。
コインチェックでリップルを円建てで売却。売却額は200万円。
移動平均法により(リップル売却分200万円)-(11万円×8BTC)=112万円(←課税所得額)
これはちょっとややこしいですね。(11万円×8BTC)の”11万円はどこから出てきた数字か?”ですが、日本の取引所でビットコインを2回購入した部分から計算しています。
移動平均法による1BTCあたりの単価={(10万円×10BTC)+(13万円×5BTC)}÷15BTC=11万円/BTC
ってことですね。2回BTCを購入した分を足して、ビットコイン数の分で割って1ビットコインあたりの単価を出しています。
こんな感じで、最初に円建てで購入したビットコインから起算して仕入れ金額を差し引きます。
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