8月, 2019年

商品代金をビットコインで受け取った場合の、会計及び税務上の取扱いは?【仮想通貨】

2019-08-25

Q当社は、消費者向けにA商品を販売していますが、今月から決済方法にビットコインを導入することとなりました。A商品代金500000円をビットコインで受け取った場合に、会計及び税務上の取扱いはどのようになるでしょうか?なお、商品の価格表示は、往来通り円建ての金額にて表示しております。

A消費者から売上代金をビットコインで受け取る場合には、消費者が購入し決済した時のBTC交換レートでビットコインが送金されますので、受け取った時の交換レートでビットコイン建ての金額を認識します。さらに、取得したビットコインを期末時に保有している場合には、時価評価をすることとなります。
 一方で、法人税法上の取扱いは時価評価が認められていませんので、別表調整が必要となります。

マイニングによって獲得したビットコイン【仮想通貨】

2019-08-17

Q当社は、新たに北海道に拠点を設けて、ビットコインのマイニング事業を開始することにしました。マイニングによって獲得したビットコインは、保有したうえで、相場をみながら取引所、販売所で売却していく予定です。この場合獲得したビットコインは、会計及び税務上、どのように取り扱うべきでしょうか。

A会計及び税務のいずれにおいても、マイニングによって獲得した時点の時価によって売上高を計上し、同額を貸借対照表の仮想通貨勘定に計上することとなります。また、マイニングによって計上する売上高は、消費税の不課税取引に該当することになると思われます。

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