ガバナンス問題

ビットコインは、発行元、管理元がいない通貨ということで、何か問題があった場合に問題を解決するための施策を行う責任者がいない、また、意思決定をする際に意見がまとまらなず統制(ガバナンス)が取れないという問題を抱えています。
一応ビットコインの今後の方向性や問題点に関して話し合うコミュニティとして「ビットコイン財団」という非営利団体が存在しています。
しかし、財団の関係者はビットコインを大量に保有している、いわゆる「利害が絡む関係者」ばかりで意見がまとまらず、 いつになっても問題の解決ができない ことが問題になっています。
今後も、ビットコインが普及するうえでは、少なからず問題が発生することはあるかと思いますが、その際にはこのガバナンスの問題がのしかかってくる可能性があります。
個人的にはビットコインの一番気がかりな部分はこのガバナンス問題かなと感じています。

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