Q当社はブロックチェーンの技術を使い、資金決済システムのグローバルスタンダードとなるプラットフォームの開発を進めています。開発にある程度目途が立ったため、今後の開発資金を調達するためICOの実施を検討しています。このICOによって調達した資金は、会計及び税務上どのように処理すべきでしょうか。
なお、今回のICOの具体的な方法は、TAMというトークンを使い、投資家に1TAM=1USDの価額で発行し、払込は、すべてビットコイン等の仮想通貨で受けることになっています。また、発行するトークンのTAMは、将来、当社がブロックチェーン上で提供するサービスの決済手段として使用でき、また、TAM保有者には、今回のプロジェクトに開発者として参加できるインセンティブも用意しています。
A会計上は、調達した資金について、長期前受金などの負債として処理することになると思われます。税務上は、調達した資金について返還義務がない点を重視して、トークンの売上高として収益(益金)に計上する取扱いになると思われます。
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