Q21 青色申告とは何でしょう?
A21 税務署に提出する申告書には、青色と白色の2種類があります。青色で申告するのを青色申告。白色で申告するのを白色申告と呼びます。どちらで申告しても構わないのですが、青色申告と白色申告では制度上大きな違いがあります。
青色申告は、税務署に青色申告で行うことを届け出て、毎日の取引をきちんと帳簿に記帳し、その帳簿に基づいて正しく所得や税額を計算することにより、白色申告に比べて税制上のメリットを受けることができるのです。
例えば、赤字が出た場合は7年間繰り越せたり、様々な法人税額の特別控除を受けることができたり、固定資産の減価償却費の計上が増額できたりします。
また青色申告はきちんと記帳することが義務づけられていますので、会社に対する信頼度も白色申告に比べて高くなります。
とりわけ、開業当初は売上もさほど上がらない割に設備投資などがかさむのでどうしても赤字になりがちです。したがって、開業当初から青色申告にすることにより赤字を繰り越せば、将来黒字になった時その赤字を差引いて申告できますので、青色申告で申告したほうが得になります。
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