仮想通貨のデメリット

・仮想通貨のデメリット

①誰でも発行できるため、詐欺通貨が横行している

仮想通貨に関しては、独自通貨を発行するだけなら誰でも可能です。
通貨の目的も、普及させる気もない「ナントカコイン」みたいなものを発行して、 「新しい仮想通貨なので、今のうち買っておけば儲かりますよ。」といった詐欺 が増えています。これはビジネスになっていることが多く、価値ないコインを売 りつけることがビジネスとなっています。

②未成熟な技術のため、管理方法がわかりづらい

取引所が整備されておらず、すぐ潰れてしまう危ない取引所が存在しまし、セキ ュリティーが甘く、ハッキングされることがあります。
2014 年に起きたマウントゴックス事件は、サイバー攻撃により多くの暗号通貨 をハッキングされたことで有名になりました。
他に、まだ開発段階の技術のため、管理方法がわかりにくい部分があります。 仮想通貨は電子的な通貨なので実体がなく、管理はコンピュータ上で行う必要 があります。
仮想通貨を保管するための場所として、財布(ウォレット)というものが存在し、 そのウォレット上で通貨を管理します。
しかし、このウォレットでの管理というものがわかりづらい通貨が多いですし、 モノによっては公式のウォレットが提供されてないものもあります。
ですから、自身の通貨をきちんと保管するには、ある程度知識が必要になります。 取引所が整備されておらず、すぐ潰れてしまう危ない取引所が存在します。
最近は、改善はされてきていますが・・・。
通常、株や為替などの取引所に関しては、国が決めた一定基準以上の条件を満た した会社でないと取引所を運営することはできませんが、現在の暗号通貨の取 引所に関してはそのような基準はなく、運営する能力さえあれば、取引所を開設 することが可能です。
そのため、ちょっとしたことで潰れてしまうような危ない取引所も存在してい ます。
また現在は、取引所が潰れてもユーザーが保有していた通貨を保証する法律も ないので、取引所が潰れて通貨が消失してしまうというケースもあります。

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